C言語の基本のデータ型

C言語には沢山のデータ型があります。

ほとんどが数値を扱うものですが、各データ型にはそれぞれ意味があり使い道も違います。

この記事ではC言語の基本のデータ型について解説を行います。

基本のデータ型

C言語の基本のデータ型は以下の6つです。

  • char型
  • short型
  • int型
  • long型
  • float型
  • double型

それに加えて、整数型には「singed/unsigned」があるので全部で10個のデータ型があります。

上記以外には「配列型」「ポインタ型」「構造体型」「共用体型」がありますが、ここではそれらの説明はしません。

char型 / unsigned char型

char型は一般的には文字型として使用される1byteのデータ型ですが数値としても用いられることもあります。

文字 / 文字列としてのchar型

文字型としてchar型を使う場合、文字をシングルクォーテーションで括って代入します。

代入可能な文字はASCIIコード表で定義された文字のみで、日本語などのマルチバイト文字を代入することはできません。

シングルクォーテーションで括られた「文字」は全て対応する数値が存在し、例えば「char c = ‘a’;」は以下のように置き換えることもできます。

 

文字列を扱いたい場合には、詳しくは説明しませんが文字型の配列を使用することで表現することができます。

「文字列」の場合には「文字」と異なり、文字列をダブルクォーテーションで括って初期化します。(初期化時にしか代入はできません)

数値としてのchar型 / unsigned char型

数値としてchar型を使う場合、-128〜127の範囲の値を扱うことができます。

unsigned char型の場合には符号無しとなるため、0〜255の範囲の値を扱うことができます。

数値として用いる場合には、0〜255の範囲の値を扱う場合や、限りなく小さいデータを扱う場合に使用されることが多いです。

身近で使われる例としては「色」を扱うデータで、RGBそれぞれの値をunsigned charで表現しています。

short型 / unsigned short型

short型は2byteのデータ型で-32768〜32767の範囲の値を扱うことができます。

unsigned short型の場合には符号無しとなるため、0〜65535の範囲の値を扱うことができます。

一般的にはint型より小さくchar型より大きいデータを扱う場合に用いられますが、現代のコンピュータだと使わなくても不便がないためint型が用いられることの方が多いように思います。

int型 / unsigned int型

int型は4byteのデータ型で-2147483648〜2147483647の範囲の値を扱うことができます。

unsigned int型の場合には符号無しとなるため、0〜4294967295の範囲の値を扱うことができます。

整数型を扱うケースのほとんどの場合でint型が使われていますが、本来はちゃんとデータサイズを見積もった上で適宜必要なデータ型を選択する必要があります。

long型 / unsigned long型

long型 / unsigned long型はコンパイル環境によってサイズの変わる型で、一般的には4byteか8byteのデータとなります。

基本的には32bit CPUの場合には4byte、64bit CPUの場合には8byteだったりしますが、Windowsで使用するVisual Studioの場合には4byte固定だったりします。

環境によって変わる可能性のあるデータなどを使う際に用いられることがあります。

float型

float型は4byteの単精度浮動小数点型です。

有効桁数は10進数で7桁で、あまり精度を求められない実数を使用する場合に用いられることが多いです。

double型

double型は8byteの倍精度浮動小数点型です。

有効桁数は10進数で15桁で、精度を求められる実数を使用する場合に用いられることが多いです。

まとめ

C言語の基本のデータ型をまとめました。

型によってサイズや範囲などが異なるので、シーンに応じて必要な型を選択できるようにしましょう。

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